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ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く? 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
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★<長野県 長和町> ●【問合わせ先】:※ H.23 6/15現在、申し込み多数のため、施設への入居申請受付を一時中止すると長和町からご連絡いただきました。その他の支援は継続中です。 【罹災証明不要】自主避難積極受け入れ/ペット可受入れ先もあり (支援期間:6カ月間) 長和町役場総務課 tel 0268-68-3111 または 長和町観光協会 tel 0268-68-0006 ●【制度の概要】: 長和町では、自主避難も含む東日本大震災・原発事故が原因の避難中の方に生活支援(支援金の交付)を実施してまいります。 受け入れ施設一覧(無償もしくは格安提供個人宅・別荘、格安宿泊施設など) http //www.town.nagawa.nagano.jp/data/fd_14l3atq7b39i0c/downfile9076879181.pdf ◆個人住宅、空き家、貸別荘に避難する方 (一日)一人千円、一世帯三千円を上限として支援金を交付します。(=一カ月で世帯あたり最高9万円程度) ◆ペンションに避難する方 (一日)一人三千円を上限として支援金を交付します。(=一カ月で一人あたり9万円程度) ※申請日より6カ月間とします ●【募集開始日・期間】: 募集中。支援金の交付は申請日より6カ月間。入居可能期間は、受け入れ施設により異なります。 詳細は、受け入れ施設一覧でご確認ください。 http //www.town.nagawa.nagano.jp/data/fd_14l3atq7b39i0c/downfile9076879181.pdf ●【お申込み方法】: 問合せ先までお電話でご相談ください。 ●【対象地域・対象者】: 岩手県、宮城県、福島県にお住まいの方に限ります(罹災証明は必要ありません)。 条件として、振り込みのできる口座をお持ちの方。 ※県の補助制度を適用されている方は除きます。 ●【費用負担】: 長和町からの支援金の範囲を超える分の費用負担は、受け入れ施設により異なります。 詳細は、受け入れ施設一覧でご確認ください。 http //www.town.nagawa.nagano.jp/data/fd_14l3atq7b39i0c/downfile9076879181.pdf ●【受入先】: 個人宅 個人別荘 モデルハウス 民宿 ペンション ●【受入件数】:20世帯程度(H.23 6月現在)(H.23 6/15 申し込み多数のため、無料受け入れ施設が定員に達しました) (H.23 6/15 申し込み多数のため、有料宿泊施設の受付を一旦打ち切りました。現在は、期間の延長や受け入れ内容の詳細などについて施設側と町で調整中です) ●【電話確認】:(H23.6.15更新) ★<長野県 売木村> ●【問合わせ先】:育てる会東京本部事業部 秋山 0422-56-0151http //www.sodateru.or.jp/blog/jimukyoku/archives/2011/03/post_34.html ●【制度の概要】:当会の山村留学制度内で受入をいたします。 住民票を移し、売木小中学校に通学しながら、様々な自然体験・生活体験を実施します。 生活方法は、月の半分が売木センターでの共同生活、残りの半分が農家ホームステイとなります。 センターには指導及び食事のスタッフが常駐します。 ●【募集開始日・期間】:ご希望を尊重する形でご相談により決定致します。 ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】:基本的に生活に必要な費用については受入側で負担致します。 但し、個々にかかる費用については応相談とします。 ●【受入先】: 売木学園(長野県下伊那郡売木村45-551http //www.sodateru.or.jp/profile/urugi.html ●【受入件数】:70名 ●【電話確認】: ★<長野県 長野教育委員会> ●【問合わせ先】:長野県教育委員会義務教育課管理係 TEL 026-235-7426 FAX 026-235-7494 E-Mail gimukyo@pref.nagano.lg.jp ●【制度の概要】:保護者が同伴しない場合でも、「ボランティアによるホームステイ」、「一校ひとくみ:ながの」、「山村留学」制度等により、子どもが寮・施設・受入れ家庭等で生活しながら学校に通うことができます。 長野市は定員に達しました。 下記市町村の資料PDFあります。http //www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/gimu/jidoukeirehttp //www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/topic/jishinukeire/20110322.htm ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:長野市は定員に達しました ●【電話確認】: ★<長野県 一校ひとくみ ながの> ●【問合わせ先】: 〒380-0824 長野市南石堂町1971 エーワンシティー ジ アゴラ 5階 脳神経外科エーワンクリニック内 TEL 026-228-1929(新田) E-MAIL post@sunrise-gogo.co.jphttp //www.ikko-hitokumi-nagano.jp/ ●【制度の概要】: 【同じクラスの子供達を「ひとつの学校」で受け入れます。】 こどもたちがたとえ一時期家族と離れることになっても、多くの仲間たちと同じ学校、地域で学び過ごせるよう、 一つの学校・地域が一クラス分程度の児童・生徒を受け入れる「一校ひとくみ:ながの」による就学支援モデルを考えました。 portal311のHPに 被災地向けパンフレットをアップしました。「一校ひとくみ:ながの」のご案内詳細もダウンロードできます。http //portal311.jimdo.com/2011/06/01/ ●【募集開始日・期間】: 募集開始しています。 期間は原則一年間 ●【お申込み方法】: 「一校ひとくみ」のホームページより申込してください。http //www.ikko-hitokumi-nagano.jp/ ●【対象地域・対象者】: 被災地の児童・生徒。乳幼児を持つ母親、高校生のホームステイによる受入も可能 ●【費用負担】: ・ホームステイの期間に“こども”の生活に必要な食事・衣類その他必需品にかかる費用についてはホストの負担とします。疾病、外傷等によって生じた費用は本会が補償します。被災者からの金品の授受は認めません。 ・“こども”に携帯電話を貸与し保護者との連絡を容易にします。これにかかる費用は本会が負担します。 ●【受入先】: 通学区内にホストが得られない際には、 ①越境通学:通学に必要な交通費は本会が負担します。 ②公営住宅、民間の賃貸住宅を利用し、保護者のうち一名が同居とします。 ●【受入件数】: クラス単位でお子様をお引き受けします ●【電話確認】: 6月4日追記 セブンイレブンでプリントアウトできます。 ※一校ひとくみながのパンフ~プリント予約番号:12068657 ※一校ひとくみながのからのご提案詳細:プリント予約番号:55792299 ★<長野県 松本市松商学園> ●【問合わせ先】: 学校法人松商学園高等学校 校長 金井様 TEL 0263-33-1210 FAX 0263-33-1213 ●【制度の概要】: * 本校の付属の寮に入寮し、通学を希望する方 本校の寮に現在空きの部屋があり、下記のように、そこを活用し被災した生徒の受入を進めております。 1.受入先:松商学園高等学校 普通科、商業科 各学年 2.授業料:本校「授業料等減免に関する規程」による 3.現在の在籍校を通してご相談下さい 4.学園寮:男子寮「山辺寮」へ入寮する。 5.受入可能数:5名(保護者が同伴しない生徒) * その他、家族転住による転入を希望する方 1.受入先:松商学園高等学校 普通科、商業科 各学年 2.授業料:本校「授業料等減免に関する規程」による 3.現在の在籍校を通してご相談下さい ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】:高校生 ●【費用負担】: ●【受入先】:松商学園高等学校付属の寮 ●【受入件数】: ●【電話確認】:6月8日記載 ★<長野県 東御市> ●【問合わせ先】:教育課 0268-64-5879 ●【制度の概要】:被災地の子どもたちへの緊急支援として、小中学校の受入可能な範囲内で受け入れる。被災者のニーズに応じ相談の上、対応 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:小学生 約150人中学生 約 80人 ●【電話確認】: ★<長野県 阿智村> ●【問合わせ先】:総務係 0265-45-1231 ●【制度の概要】:阿智村旧清内路中学校の校舎を活用して、学習の場を提供する。宿泊は村有施設で受入れ可能。3食提供可。学校へは村マイクロバスで送迎可。被災者のニーズに応じ相談の上、対応 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:6学級・約100人 ●【電話確認】: ★<長野県 塩尻市> ●【問合わせ先】:教育総務課 0263-52-0280(内線3114) ●【制度の概要】:教員住宅の空き等でも対応可能なほか、楢川地区で受入れボランティアの会「被災者の子どもを受け入れる会」が発足。ホームステイで受入れ被災者のニーズに応じ相談の上、対応 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:20人 ●【電話確認】: ★<長野県 池田町> ●【問合わせ先】:池田町 0261-61-1430 ●【制度の概要】:ボランティアによるホームステイ。個人宅、1~2ヶ月程度 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:小学生なら5~6名、中学生なら3~4名 ●【電話確認】: ★<長野県 川上村> ●【問合わせ先】:教育振興課教育振興係 0267-97-2600 ●【制度の概要】:村有施設で受入れ可能 人数・受入れ期間は要相談 ●【募集開始日・期間】:受入時期及び期間は要相談 ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:若干名 ●【電話確認】: ★<長野県 南相木村> ●【問合わせ先】:教育係 0267-78-2433 ●【制度の概要】:老人福祉センター(20人程度)及び医師住宅(10人程度)で受入れ可(身の回りの世話については、人材を確保します。) ●【募集開始日・期間】:受入時期及び期間は要相談 ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:30人程度 ●【電話確認】: ★<長野県 北相木村> ●【問合わせ先】:教育長 0267-77-2111 ●【制度の概要】:山村留学(事業主体:村)。小学生のみ。特別支援学級がないため該当児童は受入れが困難 ※保護者のいる家庭のみ ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】:小学生※小3~6 ●【費用負担】:費用については、要相談 ●【受入先】:寮と里親併用 ●【受入件数】:5人限度 ●【電話確認】: ★<長野県 伊那市> ●【問合わせ先】:学校教育課学務係 0265-78-4111(内線2713) ●【制度の概要】:山村留学(事業主体:NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジ) ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:10人程度 ●【電話確認】: ★<長野県 売木村> ●【問合わせ先】:学校教育課教育係 0260-28-2677 ●【制度の概要】:山村留学(事業主体:村)。小中学生いずれも可山村留学センターで生活指導員のもとで共同生活小中併設校である売木小中学校に徒歩で通学 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:10人程度 ●【電話確認】: ★<長野県 泰阜村> ●【問合わせ先】:教育振興係 0260-26-2750 ●【制度の概要】:山村留学(事業主体:NPOグリーンウッド自然体験教育センター) ※できれば身元引受人等がいることが望ましい。 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】:5人程度 ●【電話確認】: 携帯の方はここまでです。 一覧に戻る
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★<鹿児島県・宮崎県> ●【問合わせ先】: ◆罹災証明不要◆ 【夏期児童・親子疎開】 【中長期避難者ホームステイ】 NPO法人からいも交流 〒899-4501 鹿児島県霧島市福山町福山5290-66 TEL 0995-64-7751 FAX 0995-64-7752 karaimo@po2.synapse.ne.jphttp //www5.synapse.ne.jp/karaimo/ ●【制度の概要】: ◆罹災証明不要 ◆個人宅ホームステイ ◆食費含め滞在費無料 ◆児童(親子)夏期疎開は大阪までバス・フェリーによる集団無料送迎を企画中 ◆福島県から避難の方は、県人会の取り計らいにより交通費の全額援助を検討中 募集内容は、(1)夏期のみの子供(親子)疎開 および(2)中長期避難 の2種類です。 ※夏期疎開は、2週間程度の期間を予定。受け入れにはまだ余裕があります(6月15日現在)。 ●【募集開始日・期間】: (1)夏期児童疎開は、現在仮受付中。 (2)一般の中長期避難は、受け入れをすでに開始。 ●【お申込み方法】: 連絡先まで、直接お問い合わせください。 TEL 0995-64-7751 FAX:0995-64-7752 karaimo@po.synapse.ne.jp ●【対象地域・対象者】: 以下の対象者で自主避難をお考えの方 1.東北関東大震災で被災された方 2.福島原発事故の影響で避難される方 ※(2)では、福島県民の方を優先とさせていただきますが、それ以外の方もご事情により柔軟に対応させて頂きますのでご相談ください。 ●【費用負担】: 食費を含めた滞在費はホストファミリーが負担してくださいますので、実質無料です。 ●【受入件数】: 50の受け入れステイ先があり、それぞれに3~4人の滞在が可能です。 親子もしくはお子様どうしの数名単位で受け入れをいたします。 ●【更新日】:(H23/6/15 掲載) ★<鹿児島県 県営住宅> ●【問合わせ先】: 建築課住宅政策室 〒890-8577 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10-1 TEL 099-286-3735 FAX 099-286-5637jutaku@pref.kagoshima.lg.jp ●【制度の概要】: 東日本大震災等により被災された方に対し,県営住宅の空家を一時的な居住の場として提供します http //www.pref.kagoshima.jp/kurashi-kankyo/sumai/info/touhokujisinnkenneinyuukyo.html県営住宅に係る問い合わせ先及び提供可能戸数一覧(PDF 67.31KB) (参考)市町村営住宅に係る問い合わせ先及び提供可能戸数一覧(PDF 82.18KB) ●【募集開始日・期間】: 入居期間6か月。被災者の状況等により,更新を認めます ●【お申込み方法】: 電話でご確認下さい ●【対象地域・対象者】: 東日本大震災等により被災し,住宅に居住できなくなった方であること。(原発事故により設定された「警戒区域」「計画的避難区域」及び「緊急時避難準備区域」内の居住者を含みます。) ●【費用負担】: (1)使用料(家賃),駐車場使用料及び敷金は,全額免除 (2)共益費,光熱水費は,入居者負担 (3)連帯保証人は不要 (4)退去時の修繕費用は不要 ●【受入先】:県営住宅 ●【受入件数】: 6月13日現在の提供可能戸数 72戸 ●【電話確認】:6月15日記載 ★<鹿児島県 鹿児島市> ●【問合わせ先】: 住宅課住宅管理係 〒892-8677 鹿児島市山下町11-1 TEL 099-216-1362 FAX 099-216-1389 午前8時30分~午後5時15分(土日・祝日を除く) E-Mail juutaku7@city.kagoshima.lg.jp ●【制度の概要】: 震災被災者及び福島原発事故避難者への市営住宅の提供 http //www.city.kagoshima.lg.jp/_1010/shimin/1kurashi/1-4-1sieijutaku/_37177/_39686.html [入居するために必要な書類] (1)原則として、罹災証明書等で確認する。ただし、居住地やその他の方法により、対象者と判断できる場合は、これらの書類の添付がなくても認めることとする。 (2)市営住宅一時使用許可申請書 (3)誓約書 ●【募集開始日・期間】: 入居対象者から必要な期間を聴取して定めるが、原則として1年以内(3か月ごとの更新) ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: (1)震災により、住宅の倒壊等により住居を失い、避難している方 (2)福島原発事故により避難指示又は屋内退避指示の出されている地域に居住している方 ●【費用負担】: 家賃:市営住宅の最低家賃の2分の1を基本とし、被災者等の世帯事情によっては免除 ※敷金(家賃の3か月分)及び連帯保証人は免除 ●【受入先】: 星ヶ峯、武岡、紫原、三和、西伊敷 提供可能戸数:43戸(6月13日現在) ●【受入件数】: ●【電話確認】:6月16日記載 ★<鹿児島県 枕崎市> ●【問合わせ先】: [住宅の無償貸与] 建設課建築係 〒898-8501 枕崎市千代田町27 TEL 0993-72-1111(内線326又は336) FAX 0993-72-1836kenchiku-k@city.makurazaki.lg.jp [ホームステイ] 枕崎市教育委員会学校教育課 TEL 0993-72-0170(内線814) [支援金問合せ] 総務課危機管理対策係 TEL 0993-72-1111(内線214) ●【制度の概要】: [住宅の無償貸与] 市営住宅4戸,県営住宅2戸,民間住宅9戸の無償貸与 [ホームステイ] 現在2家族からの申し出があり,2名の受け入れが可能 [移動費用の支援] 被災地から枕崎市までの移動費用として,一人当たり5万円を助成 児童,生徒のホームステイに付き添われる保護者にも助成 [生活一時金の支援] 一人当たり5万円を助成 ホームステイは、一人当たり2万5千円を助成 [教育一時金の支援] 市内の幼稚園、保育園、小中学校又は市内若しくは近隣の高校に入学する場合は、 教育費用として一人当たり10万円を助成http //www.city.makurazaki.lg.jp/service/se_other_sien.html ●【募集開始日・期間】: 随時入居可。入居期間6ヶ月。被災者の状況等により,更新を認めます。(最高1年間) ●【お申込み方法】: [住宅の無償貸与] ・必要書類:住宅一時使用許可申請書・誓約書・罹災証明書 (罹災証明書の添付ができない場合で,罹災者と判断できる場合には不要) ●【対象地域・対象者】: [住宅の無償貸与] 震災により被災し,住宅に居住できなくなった方であること。 (福島原発の災害により避難指示を受けた方も含みます。) ●【費用負担】: [住宅の無償貸与] 使用料(家賃)及び敷金は,全額免除 共益費・光熱水費等は,入居者負担 連帯保証人は不要 ●【記載日】:6月20日更新 ★<鹿児島県 鹿屋市> ●【問合わせ先】: 鹿屋(かのや)市役所 [市営住宅] 建築住宅課収納班 TEL 0994-31-1129 FAX 0994-41-2936kenchiku@e-kanoya.net [受入支援] 総務部総務課 消防防災室 TEL 0994-31-1124 FAX 0994-40-2001soumu@e-kanoya.net ●【制度の概要】: ■市営住宅の空家を一時的に提供 提供可能戸数 27戸(6月13日現在)http //www.e-kanoya.net/hp1/news/saigai_jyuutaku.html ■受入支援金制度 ・民間の賃貸住宅に入居する際に敷金、礼金、家賃等の実費分を支給 ※1世帯当たり250,000円まで(1回限り) ・被災地から鹿屋市までの移動費用として、1人当たり50,000円(小学生以下は25,000円)を支給 ・当分の間の生活費用として、1人当たり50,000円(実家・親族宅滞在は25,000円)を支給 ※1世帯当たり300,000円(実家・親族宅滞在は150,000円)まで(1回限り)http //www.e-kanoya.net/hp1/news/shien_jouhou.html ●【募集開始日・期間】: 入居期間:1年間 ●【お申込み方法】: 「住宅一時使用許可書」「誓約書」(PDF:67KB)http //www.e-kanoya.net/hp1/news/2010/saigai_jyuutaku_y.pdf を記入し、罹災証明書を添付 ●【対象地域・対象者】: 東日本大震災により被災し、住宅に居住できなくなった方 (福島原発の災害により避難指示を受けた方も含む) ●【費用負担】: ・使用料(家賃)及び敷金は、全額免除 ・共益費、光熱水費等は、入居者負担 ・連帯保証人は不要 ★<鹿児島県 阿久根市> ●【問合わせ先】: 都市建設課 用地住宅係 〒899-1696 阿久根市鶴見町200 TEL 0996-73-1211(内線1124) FAX 0996-72-2029 ●【制度の概要】: ・市営住宅提供可能戸数 8戸(6月13日現在) ・民営の住宅を希望される方に、家賃の助成制度あり ・無償提供の申し出の個人住宅ありhttp //www.city.akune.kagoshima.jp/topic/tohokujisin.html#10 ★<鹿児島県 市町村営住宅> 鹿児島県:東日本大震災等により被災された方の県営住宅への入居について http //www.pref.kagoshima.jp/kurashi-kankyo/sumai/info/touhokujisinnkenneinyuukyo.html のページの「市町村営住宅に係る問い合わせ先及び提供可能戸数一覧」より ■出水市 都市計画課住宅係 TEL 0996-63-4066 提供可能戸数 10戸(6月13日現在) ■指宿市 建設監理課施設収納係 TEL 0993-22-2111 提供可能戸数 12戸(6月13日現在) ■垂水市 土木課管理用地係 TEL 0994-32-1386 提供可能戸数 2戸(6月13日現在) ■薩摩川内市 建築住宅課住宅管理グループ TEL 0996-22-8115(内線3613) (川内原子力発電所あり)提供可能戸数 46戸(6月13日現在) ■日置市 建設課建築係 TEL 099-273-2111 提供可能戸数 15戸(6月13日現在) ■曽於市 建設課管理係 TEL 0986-76-8811 提供可能戸数 8戸(6月13日現在) ■霧島市 建築住宅課住宅グループ TEL 0995-64-0909 提供可能戸数 34戸(6月13日現在) ■いちき串木野市 都市計画課建築係 TEL 0996-21-5154 提供可能戸数 11戸(6月13日現在) ■南さつま市 建築住宅課住宅管理係 TEL 0993-53-2111 提供可能戸数 14戸(6月13日現在) ■志布志市 建設課管理係 TEL 099-474-1111 提供可能戸数 6戸(6月13日現在) ■奄美市 建築住宅課管理係 TEL 0997-52-1111 提供可能戸数 11戸(6月13日現在) ■南九州市 建築住宅課住宅係 TEL 0993-83-2511 提供可能戸数 6戸(6月13日現在) ■伊佐市 建設課住宅係 TEL 0995-26-1376 提供可能戸数 17戸(6月13日現在) ■姶良市 建築住宅課住宅係 TEL 0995-66-3111 提供可能戸数 11戸(6月13日現在) ■さつま町 建設課建築係 TEL 0996-53-1111 提供可能戸数 3戸(6月13日現在) ■湧水町 総務課住宅係 TEL 0995-74-3111 提供可能戸数 5戸(6月13日現在) ■東串良町 総務課財務係 TEL 0994-63-3131 提供可能戸数 2戸(6月13日現在) ■錦江町 建設課住宅チーム TEL 0994-22-3033 提供可能戸数 7戸(6月13日現在) ■南大隅町 財産運用課住宅係 TEL 0994-24-3120 提供可能戸数 2戸(6月13日現在) ■肝付町 建設課住宅係 TEL 0994-65-8424 提供可能戸数 11戸(6月13日現在) ■西之表市 建設課管理係 TEL 0994-22-1111 提供可能戸数 1戸(6月13日現在) ■中種子町 建設課管理係 TEL 0997-27-1111 提供可能戸数 6戸(6月13日現在) ■龍郷町 地域整備課住宅係 TEL 0997-62-3111 提供可能戸数 2戸(6月13日現在) ■瀬戸内町 建設課住宅係 TEL 0997-72-1197 提供可能戸数 3戸(6月13日現在) ■徳之島町 建設課住宅係 TEL 0997-82-1111 提供可能戸数 2戸(6月13日現在) ■天城町 建設課住宅管理係 TEL 0997-85-5376 提供可能戸数 1戸(6月13日現在) ■知名町 建設課 TEL 0997-93-3111 提供可能戸数 2戸(6月13日現在) ★<鹿児島県 霧島市> ●【問合わせ先】:「ホテル セントラルイン国分」諏訪園さん(0995-47-5588)http //central-k.com/ ●【制度の概要】:●「うつくしま、福島の会(仮称)」 霧島市でホテルを経営する諏訪園厚子さん(57)、同市の印刷会社社長斉藤武夫さん(56)、同市の看護師目黒静子さん(27)。 3人は福島第一原発がある福島県双葉町や、隣接する浪江町出身で、いずれも双葉高校を卒業した。3名で同会を発足。 一時移住の受け入れや就労支援のほか、各自治体と避難者をつなぐ役割などを担い生活のサポートを行っていく ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】:被災した家族や子ども ●【費用負担】: ●【受入先】: ●【受入件数】: ●【電話確認】: 携帯の方はここまでです 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https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1235.html
ゆっくりホームステイしていってね!! 2の続きです。 ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 ドスまりさは第二回ホームステイに参加するゆっくりを選出するのと並行し、人間から教わった農業を実践に移すために群れの成層圏内の一部を 「とくべつのうこうくかく」と、「がくしゅうのうこうくかく」に分け、許可なき群れのゆっくりの立ち入りを禁止した。 特別農耕区画は実際に人間から貰ったほうれんそうというお野菜を育て、群れみんながゆっくりできるように皆の食料に充てる。育てるのは第一回のホームステイに参加したゆっくりとその家族たちだ。 学習農耕区画は群れのゆっくり、特に子供を相手に農耕について学ばせる区画だ、主に野菜がどうやって生えてくるのか、人間はなぜ野菜を独り占めしている(ように見える)のか、 そのような子ゆっくり達の疑問に本物の野菜と触れ合いさせながらありすやぱちゅりーが子供たちを教育する。 今までドスは冬に食糧不足になったとしても人間の里に食糧をもらいに行ったことはなかった。確かに群れの仲間は大事だが、人間に食糧を面でもらいに行った結果、 怒りを買ってしまえば越冬どころの騒ぎではなくなる。こちらから対価として渡せるものがない以上、安易に人間に物をねだるのは避けたかった。 そのことでドスはずいぶん非難されたこともある、ドスは心の中で群れのゆっくり達に謝りながら、人里に行き畑を襲ったゆっくり達をリンチにする命令を自警団に下していた。 だが、今では群れのゆっくり達でお野菜を作ることができる。そうなれば冬の食料事情が十分とは言えなくてもいくらか好転するはずだ。 そしてそうなれば人間の畑を襲うゆっくりもいなくなるはずだ…そしてその時こそ、自分が真にゆっくりできる時なんだろうとドスは思っていた。 ついにドスが本性を現し始めたな… あの正義感が悪い方向に行ったまりさはドスのお話を聞いて真っ先に思った。 ドスはナントカのうこうくかくなどというよくわからないものを作り、そこで人間から貰ってきたという野菜を育て始めた。 野菜は人間が頑張って育てたもの、だからゆっくりが勝手に手を出してはいけないと、ドスや側近から何度も聞かされていたが、そんなことはなから信じていなかった。 他のゆっくりなら少しは疑問に思っただろう、だがこのまりさは自分の正義を貫くことしか頭にない、つまりは盲目的すぎた。 ドスはああやって他の群れの仲間たちに嘘を教えている、そしてドスは人間同様に野菜を独り占めする方法を学び、自分に従わないゆっくりを差別し、排除するつもりなのだ… そうなってしまえばこの群れはゆっくりできないことになる、その前に何とか行動を起こさなければ… 群れでは二回目のホームステイに参加するゆっくり達が出発した。彼らは第一回ホームステイに参加したゆっくりから話を聞き、強い関心を抱いた好奇心の強いゆっくり達だった。 そして群れでは第一回ホームステイに参加したぱちゅりーとありすが子供たちに農耕を教え、他のゆっくりがせっせと雑草を食べ、近くの川から水を持ってきている。 「まりさ、あなたもこっちにきなさい、むれのなかまであるいじょうあなたものうこうをしるひつようがあるわ!」 教育係のありすが逃げようとした正義感の強いまりさを呼びとめた。 「い、いやだよ!!そんなゆっくりしてないじゅぎょうなんてうけたくないよ!!」 「むきゅ、まちなさい、ゆっくりがゆっくりできるようにべんきょうをすることはいいことなのよ」 「そうよ!!ちゃんとじゅぎょうをうけないとゆっくりできないわ!!それこそいなかものよ!」 「いやだよ!!どすのせんのうじゅぎょうなんてゆっくりできな…」 「なにいなかてきなわけのわからないこといってるの?いいからきなさい!!」 いくらなんでも二匹の成体ゆっくりに敵うわけがなく、まりさは他の子ゆっくり達の列に座らされてしまう。 「むきゅ、じゃあじゅぎょうをはじめるわ、まずみんなこのたねをいっこづつとっていってね」 「ぱちゅりー、これたべもの?」 「こんなにちいさいとゆっちゅりできにゃいよ!?」 「これはたべたらだめよ?みんないっこずつとったわね?じゃあいまからありすのいうことをゆっくりきいてしっかりりかいしてね!!」 ありすのいうことなんか誰が聞くものか。そんなまりさの耳にちょっと離れた所から争う声が聞こえた。 「な…でまりさたちは………はいっ…らいけないん…ぜ?あい……はあそこでく……たべてゆ……りして…ん…ぜ!!……さも…おくま……はんをた……いくよりあそこ……さをた…てゆっくりしたい………!!」 遠くてよく聞こえなかった、だが今のまりさにとても大事なことを言っているような気がする、まりさはアリスとぱちゅリーを完全に無視して向こうの特別農業区画の方に耳を傾けた。 人間…いや、ゆっくりというのは不思議なものだ、遠くて聞こえないような声でも注意すればはっきりと聞こえる。これならあのありすとぱちゅりーに洗脳される心配もない。 「どすのめいれいだちーんぽ!!いまあのゆっくりたちはざっそうというゆっくりできないくさをたべてるんだちーんぽ!!」 「だったらまりさもてつだうんだぜ!!はやくなかにいれるんだぜ!!」 「それはできないちんぽ、ほーむすていにさんかしたゆっくりいがいにはまだおやさいとざっそうのくべつがつかないかのうせいがあるちんぽ、まちがっておやさいをたべたらあぶないちんぽ」 もうすでにドスの野望は始まっている、草があるところをわざと立ち入り禁止にして、ホームステイに参加したドスの側近をそこでゆっくりさせる。 それに異を唱えたゆっくり、ドスの命令より目の前のゆっくりを優先するようなゆっくりはゆっくりできないと言いがかりをつけ、迫害する気なんだ!! 「みんな、ぱちゅりーのいうことがゆっくりりかいできたかしら?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ、みんなおりこうさんね、じゃあ、みんな自分のところにたねさんをいれてやさしくつちをかけてあげてね、それからあそこにあるおけからみずをもってきてゆっくりかけてね、むきゅ」 いけない、周りのみんなが動き出した、このままじゃ自分も迫害の対象になってしまう、なんとか周りに合わせないと…とりあえず、目の前にあった小さい粒は飲み込んだ。 あとは周りのゆっくりと同じことをすれば何とかやり過ごせるだろう。 数日たって、群れの子供たちは自分のホウレンソウも芽が出たとか、出ていないとかではしゃぎ、出ているゆっくりは他のゆっくりとどちらのホウレンソウが ゆっくりしているかを熱く語り合っていた。 やはり人間が野菜を育てたなんて嘘だったんだ。まりさはそう確信した…と言うより、根拠のない自信に無理やり根拠をつけた。 ドスは人間から得た知恵で事前に野菜が生えてくる場所を知り、そこを立ち入り禁止にしたんだ。自分も他のゆっくりもみんなおんなじことをしたのに、 生えてこなかったゆっくりが何匹もいるのがその証拠じゃないか、もしあんなことをやって野菜が生えてくるならゆっくり全員分の野菜が生えてこないといけないはずなのに!! 実際のところ、ほうれん草はいったん生えたら収穫までは短いが、種がちゃんと発芽する確率はあまり高くないという、それを考えればこの子ゆっくり農園は成功と言って もよかったし、 ドスやぱちゅりー、ありすもそのことは子ゆっくり達に伝えていたが、結局そんなこと聞いてなかったこのまりさを悪い意味で増長させることになった。 このままではいけない、悪いゆっくりがゆっくりすることだけは避けなければいけない、そう考えたまりさは先日、みょんに追い返されてたまりさを訪ねた。 そのころ人里ではホームステイ中のゆっくりにちょっとした問題が起きていた。 「おじさん!!そんなむずかしいはなしはいいからはやくごはんをちょうだいね!!」 「いや、それはうりものでおまえたちのごはんというわけじゃ…」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 ホームステイに参加しているゆっくり達のモラルの低下である。 一回目のホームステイはドスの側近、二回目は畑を作り、皆でゆっくりすることを夢見た勉強熱心なゆっくりだった。 しかし三回、四回と続き、参加するゆっくりの選定がドスの選択からゆっくり達の立候補になった頃、ホームステイに参加していなかったゆっくりは 群れに少数いたゲスか、ドスの話をまともに聞かない周りに流されるだけのゆっくり達だった。 彼らがホームステイに参加したゆっくりから聞いたことの中で記憶にとどめていたのは「にんげんのごちそうはおいしかった」だけだった、 その文の前後に「れいむががんばったごほうびにつくってくれた」とか「さいごのひにおいわいにたべさせてくれた」とかいう文はゆっくり特有の 「都合の悪いことは聞かなかったことにしてしまう癖」でしっかり頭に入っていなかった。 そんな連中が人間の家に招かれたらどうなるか、お家宣言と、ご飯を持ってきてねのダブルコンボである。 人間から苦情が増え、ドスや側近たちが頭を下げながらうるさいゆっくり達を群れに引きずって行った。彼らはホームステイの趣旨を全く理解してくれなかったのだ。 今までドスと自警団の抑止力による治安維持によって好き勝手ができなかったゲスにとって、ホームステイは彼らの目から逃れ、存分に暴れる格好の機会だった。 あまり周りの話を聞かないでとりあえず周りに流されているだけだった普通のゆっくりにとって、ホームステイはただのお引っ越しだった。彼らは自分の子供以上に畑について理解していなかった。 ゆっくりの体当たりでつぼが割られた家が現れ、7回目のホームステイが全員中止になったとき、里ではゆっくり達の立ち退きが決まった。 どうしてこんなことになったのだろう、と長は思った。 最初はドスの群れが来た時、厄介事が増えたとしか思わなかった、しかしドスと条約について話し合ってるうちにこのドスとはうまくやれそうな気がしていた。 ドスがホームステイをやりたいと言い出した時、最初は面食らったがゆっくりが自分でゆっくりできる努力をしようとしていることを知った時、少しだが、心を動かされた。 つい数週間前まで、このドスとは良き隣人であったと思っていた。努力はするけど努力の仕方がわからない、そんな隣人に努力の仕方を教える。 この長の心は先進国が隣国の発展途上国に支援してるような、そんな感じだったのかもしれない。 昨夜の里の会合では村人たちの殆どがゆっくりのモラル崩壊を嘆いていた。「最初のころはあんなにいい子たちだったのに」、と農家をやっていた老夫婦は嘆いていた。 「だから俺の言ったとうりだったじゃないか!!」と、青年はホームステイを実行した長を責めた。 「ドスが群れの中の問題児を見抜けなかったんだろうな」と分析していたゆっくり好きの青年もここまで被害が出ればやむを得ない、と書類にサインをした。 「すまないが、ゆっくりの群れまで行ってドスを呼んできてもらえないか?」 長は使用人に言った、おそらくこれがドスとの今生の別れになるだろう。 使用人がドスのところに来た時、ドスはこれで人里に行くのは最後になるなと直感した。 人間に物を教えてもらいに行ったのに、最近は人間に迷惑をかけてばかりだった、人間が起こらない理由はないだろう。 それでもドスは人間に感謝していた、普通の人間なら何の警告もなしに自分たちを皆殺しにするはずだ、それがこうやって使者を送ってきたということは最期まで約束を守ってくれるということだ。 「ゆっくりりかいしたよ…」 長から話を聞いたドスは何も反論せずに言った。 「でも、おささんにおねがいがあるよ、ひっこしはいっしゅうかんあればできるけど、むれのおやさいのしゅうかくがまだのこってるの、なんとかたべれるぐらいにそだつまで、じかんがほしいよ!!」 ドスが言うにはまだ群れには収穫前の野菜があり、それがちゃんと収穫できるようになるまで一週間かかるらしい、立ち退きの準備や収穫などで9日ぐらいかかるという。 「私が作ったルールを私が破るわけにはいかないから、一週間後に約束は効力を失わせるよ、でも、君たちが立ち退いてくれる姿勢を見せてくれている以上、 里の誰も君たちに危害を加えようとはしないはずだ。私からもむやみに群れに手は出さないように言っておくよ。」 「ありがとう、おささん、ありがとう…」 そういったドスまりさは里に向かって数歩はねた後、長の方を向いて言った 「いままでありがとう!!めいわくをかけてごめんなさい!!にんげんさんみんながずっとゆっくりできるといいね!!!」 最後にこういい残したドスはすぐに群れのある山に向かって駆け出して行った。 「君たちも、ゆっくりな…」 長はしばらくの間、ドスの背中を見送っていた。 「みんな、ひっこしのじゅんびだよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 ドスは群れに帰ってすぐ仲間のゆっくり達に自分たちが立ち退かなければならないことを伝えた。群れのゆっくり達の反応は様々だった。 予想はしていたのか、残念そうな顔をしながら巣に向かう側近や勉強熱心なゆっくりたち、何が何だかわからないがとりあえず引っ越しだということで家族を集めるゆっくり達、 そして、にやりと笑いながら群れから消えた一部のゆっくり、こいつらにはだれも気づかなかった。 一週間たって、ドス達は引っ越しの準備を終えた。引っ越しの間の食料には少し不安があったが、ホームステイでお世話になった里の人間が何回かお菓子を差し入れてくれた。 野菜も収穫にはまだ早かったが、種は回収できたためすぐに引っこ抜いてドスやまりさ種の帽子に入れた。引っ越しに時間をかけすぎて長に迷惑はかけられない。 「それじゃあみんな、ゆっくりならんでね!!いまからどすがみんないるかどうかかくにんするよ!!」 ゆっくりを種類毎に並ばせて数を確認していくドス、あれ、おかしいな、何匹か足りない… 何匹かで探しに行かせようか?そう思った時、木の蔭からいなくなっていたゆっくり達が出てきた、あのまりさや、群れの問題児たちだった。よかった、すこしびっくりしちゃったよ… しかし、そのゆっくり達、その先頭にいたあのまりさが言った言葉にドスはもっとびっくりすることになった。 「みんな!!ゆっくりできないあくのどすをたおすよ!!いまこそせいぎをつらぬくときだよ!!」 反乱?こんな引っ越しで忙しくなるというのに!!よく見るとまりさの後ろにはかなりの数のゆっくりが居る、きっと群れとは関係ないゆっくりも仲間に引き込んだんだ。 「ゆゆ!?ちょっとまってね!!ゆっくりしてね!!どすがきらいだというならりゆうをきかせてね!!」 「りゆう!?そんなのどすがわるいゆっくりだからにきまっているよ!!みんな、いまからまりさのはなしをきいてね!!」 なにがおこってるの?なんかあそこでまりさがしゃべってるよ!! ドスや側近たちはあくまで冷静だった。今までゆっくりの反乱がなかったわけではない、それもほとんどはドスの筋の通った話を聞き、納得した上で反乱の鎮静化に成功している。 今回だって、きっと話せば分かってもらえる、そう思い、まずはまりさの話を聞くことにした。 「みんなよくきいてね!!どすはゆっくりをいじめるにんげんとなかよくしているわるいゆっくりなんだよ!!」 「ちがうよ!!どすはつよいにんげんさんとなかよくすることでゆっくりをゆっくりさせてくれようとしたんだよ!!」 一匹のれいむに論破された。 「どすはにんげんのようにおやさいのできるばしょをあらかじめたちいりきんしにしてゆっくりたちのちゅうせいしんをためそうとしたんだよ!!」 「ちがうんだぜ、それはどすがおやさいのたねをうえるばしょをじぜんにかくほしてただけなんだぜ」 一匹のまりさに論破された。 「にんげんがやさいをそだててるなんてうそだよ!!まりさはぱちゅりーやありすとおなじことをしたのにやさいなんてはえてこなかったよ!!」 「ちにゃうよ!!ほうれんそーさんはちゃんちょちゃねをうぇてもはえてこにゃいこともありゅってありしゅいってちゃもん!!」 子供にまで反論された。 「そうなんだね、みんな…」 まりさが俯いた。やっと理解してくれたんだと、群れのゆっくりは安堵 「みんなどすにせんのーされたんだね!!かんぜんにせんのーされたゆっくりはゆっくりしんでね!!」 しなかった。 このまりさにとってはドスが悪であること、お野菜は勝手に生えてくるということはすでに決定事項だった、悲しいまでに強い信念といってもいい。 そんな奴と話し合いで解決なんてできるわけがないのだ。 群れの問題児、ゲスにとってはドスの言うことは理解はできてもそんなのどうでもよかった、むしろ自分で野菜を育てるなんてゆっくりしてない、 人間が育ててるんならそっから奪えばいいと思って言えるような連中だ。 群の外や、隣の山から参加したゆっくり達にとってはドスの話は全然意味不明だった。ただ、あのまりさが悪いドスをやっつけるから協力してほしいと聞いて参加しただけだ。 そもそもいきなり野菜の種がどうこう言って理解しろという方が酷だというものっだろう。 もう駄目だ、 話し合いで解決はできない。 そう判断したドスの行動は早かった。 「みんな、いそいでにげるよ!!」 けがや病気、ぱちゅりーなど素早く動けないものは帽子に入れた。 周りのゆっくりもドスに合わせて子供を口の中に入れる。 そしてドスと群れのゆっくりは一目散にその場から逃げだしてしまった。 もともとこの土地は捨てる予定だったのだ、むやみに戦って無駄な餡子を流す必要はない、ずっとこの場所に執着していたドスだったが、一度見切りをつけると行動は早かった。 「ゆっ!!あくのどすがにげるよ!!みんなついげきだよ!!」 「まつのよまりさ、まずはてにいれたこのゆっくりぷれいすをちゃんとせいりして、ゆっくりできるようにするのよ!そのあととかいはらしくすっきりするのよ!!」 「せんりょうせいさくだねー、わかるよー!!」 遂にまりさは悪のドスからゆっくりプレイスを取り戻すことに成功した。 まりさは群れの仲間とともにこれからのことを話し合う。 人間との条約?ゆっくりを虐める悪の人間と約束することなんてない。 人間のものを奪ってはいけない?人間の畑にあるものは人間が独り占めしたものだ、それを奪うことは正義が悪にはむかうこと、むしろ推奨されるべきことだ。 すっきり制限?するわけがない、子供がいるとゆっくりできる、ゆっくりは正義だ、すっきりも大いに推奨されるべきことだ。 「ふう、この日をどんなに待ちわびたことか…長は条約が無効になっても群れのゆっくりには手を出すなとは言ってたが…条約が無効になった以上、俺がゆっくりを何匹虐めても おれが罪に問われることはないもんな。」 まりさはとてもゆっくりしていた、逃がしてしまったとはいえ、念願だった悪のドスを追い出すことができたのだ。 これからは自分がこの群れを、正義の群れとして、ゆっくりできる群れにしていこう。 「おぉ、長の言う通りだな、まだ引っ越していないゆっくりが居やがる…だがもう条約なんて関係ねぇ!饅頭を潰すことにもう誰にも文句は言わせねえ!!ひゃあ!!虐待、虐殺、虐待だぁ!!」 まりさの理想が崩壊するまで、もう数十秒もなかった。 完 10月26日 1910 セイン このSSに感想を付ける
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ゆっくりホームステイしていってね!! 2の続きです。 ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 ドスまりさは第二回ホームステイに参加するゆっくりを選出するのと並行し、人間から教わった農業を実践に移すために群れの成層圏内の一部を 「とくべつのうこうくかく」と、「がくしゅうのうこうくかく」に分け、許可なき群れのゆっくりの立ち入りを禁止した。 特別農耕区画は実際に人間から貰ったほうれんそうというお野菜を育て、群れみんながゆっくりできるように皆の食料に充てる。育てるのは第一回のホームステイに参加したゆっくりとその家族たちだ。 学習農耕区画は群れのゆっくり、特に子供を相手に農耕について学ばせる区画だ、主に野菜がどうやって生えてくるのか、人間はなぜ野菜を独り占めしている(ように見える)のか、 そのような子ゆっくり達の疑問に本物の野菜と触れ合いさせながらありすやぱちゅりーが子供たちを教育する。 今までドスは冬に食糧不足になったとしても人間の里に食糧をもらいに行ったことはなかった。確かに群れの仲間は大事だが、人間に食糧を面でもらいに行った結果、 怒りを買ってしまえば越冬どころの騒ぎではなくなる。こちらから対価として渡せるものがない以上、安易に人間に物をねだるのは避けたかった。 そのことでドスはずいぶん非難されたこともある、ドスは心の中で群れのゆっくり達に謝りながら、人里に行き畑を襲ったゆっくり達をリンチにする命令を自警団に下していた。 だが、今では群れのゆっくり達でお野菜を作ることができる。そうなれば冬の食料事情が十分とは言えなくてもいくらか好転するはずだ。 そしてそうなれば人間の畑を襲うゆっくりもいなくなるはずだ…そしてその時こそ、自分が真にゆっくりできる時なんだろうとドスは思っていた。 ついにドスが本性を現し始めたな… あの正義感が悪い方向に行ったまりさはドスのお話を聞いて真っ先に思った。 ドスはナントカのうこうくかくなどというよくわからないものを作り、そこで人間から貰ってきたという野菜を育て始めた。 野菜は人間が頑張って育てたもの、だからゆっくりが勝手に手を出してはいけないと、ドスや側近から何度も聞かされていたが、そんなことはなから信じていなかった。 他のゆっくりなら少しは疑問に思っただろう、だがこのまりさは自分の正義を貫くことしか頭にない、つまりは盲目的すぎた。 ドスはああやって他の群れの仲間たちに嘘を教えている、そしてドスは人間同様に野菜を独り占めする方法を学び、自分に従わないゆっくりを差別し、排除するつもりなのだ… そうなってしまえばこの群れはゆっくりできないことになる、その前に何とか行動を起こさなければ… 群れでは二回目のホームステイに参加するゆっくり達が出発した。彼らは第一回ホームステイに参加したゆっくりから話を聞き、強い関心を抱いた好奇心の強いゆっくり達だった。 そして群れでは第一回ホームステイに参加したぱちゅりーとありすが子供たちに農耕を教え、他のゆっくりがせっせと雑草を食べ、近くの川から水を持ってきている。 「まりさ、あなたもこっちにきなさい、むれのなかまであるいじょうあなたものうこうをしるひつようがあるわ!」 教育係のありすが逃げようとした正義感の強いまりさを呼びとめた。 「い、いやだよ!!そんなゆっくりしてないじゅぎょうなんてうけたくないよ!!」 「むきゅ、まちなさい、ゆっくりがゆっくりできるようにべんきょうをすることはいいことなのよ」 「そうよ!!ちゃんとじゅぎょうをうけないとゆっくりできないわ!!それこそいなかものよ!」 「いやだよ!!どすのせんのうじゅぎょうなんてゆっくりできな…」 「なにいなかてきなわけのわからないこといってるの?いいからきなさい!!」 いくらなんでも二匹の成体ゆっくりに敵うわけがなく、まりさは他の子ゆっくり達の列に座らされてしまう。 「むきゅ、じゃあじゅぎょうをはじめるわ、まずみんなこのたねをいっこづつとっていってね」 「ぱちゅりー、これたべもの?」 「こんなにちいさいとゆっちゅりできにゃいよ!?」 「これはたべたらだめよ?みんないっこずつとったわね?じゃあいまからありすのいうことをゆっくりきいてしっかりりかいしてね!!」 ありすのいうことなんか誰が聞くものか。そんなまりさの耳にちょっと離れた所から争う声が聞こえた。 「な…でまりさたちは………はいっ…らいけないん…ぜ?あい……はあそこでく……たべてゆ……りして…ん…ぜ!!……さも…おくま……はんをた……いくよりあそこ……さをた…てゆっくりしたい………!!」 遠くてよく聞こえなかった、だが今のまりさにとても大事なことを言っているような気がする、まりさはアリスとぱちゅリーを完全に無視して向こうの特別農業区画の方に耳を傾けた。 人間…いや、ゆっくりというのは不思議なものだ、遠くて聞こえないような声でも注意すればはっきりと聞こえる。これならあのありすとぱちゅりーに洗脳される心配もない。 「どすのめいれいだちーんぽ!!いまあのゆっくりたちはざっそうというゆっくりできないくさをたべてるんだちーんぽ!!」 「だったらまりさもてつだうんだぜ!!はやくなかにいれるんだぜ!!」 「それはできないちんぽ、ほーむすていにさんかしたゆっくりいがいにはまだおやさいとざっそうのくべつがつかないかのうせいがあるちんぽ、まちがっておやさいをたべたらあぶないちんぽ」 もうすでにドスの野望は始まっている、草があるところをわざと立ち入り禁止にして、ホームステイに参加したドスの側近をそこでゆっくりさせる。 それに異を唱えたゆっくり、ドスの命令より目の前のゆっくりを優先するようなゆっくりはゆっくりできないと言いがかりをつけ、迫害する気なんだ!! 「みんな、ぱちゅりーのいうことがゆっくりりかいできたかしら?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ、みんなおりこうさんね、じゃあ、みんな自分のところにたねさんをいれてやさしくつちをかけてあげてね、それからあそこにあるおけからみずをもってきてゆっくりかけてね、むきゅ」 いけない、周りのみんなが動き出した、このままじゃ自分も迫害の対象になってしまう、なんとか周りに合わせないと…とりあえず、目の前にあった小さい粒は飲み込んだ。 あとは周りのゆっくりと同じことをすれば何とかやり過ごせるだろう。 数日たって、群れの子供たちは自分のホウレンソウも芽が出たとか、出ていないとかではしゃぎ、出ているゆっくりは他のゆっくりとどちらのホウレンソウが ゆっくりしているかを熱く語り合っていた。 やはり人間が野菜を育てたなんて嘘だったんだ。まりさはそう確信した…と言うより、根拠のない自信に無理やり根拠をつけた。 ドスは人間から得た知恵で事前に野菜が生えてくる場所を知り、そこを立ち入り禁止にしたんだ。自分も他のゆっくりもみんなおんなじことをしたのに、 生えてこなかったゆっくりが何匹もいるのがその証拠じゃないか、もしあんなことをやって野菜が生えてくるならゆっくり全員分の野菜が生えてこないといけないはずなのに!! 実際のところ、ほうれん草はいったん生えたら収穫までは短いが、種がちゃんと発芽する確率はあまり高くないという、それを考えればこの子ゆっくり農園は成功と言って もよかったし、 ドスやぱちゅりー、ありすもそのことは子ゆっくり達に伝えていたが、結局そんなこと聞いてなかったこのまりさを悪い意味で増長させることになった。 このままではいけない、悪いゆっくりがゆっくりすることだけは避けなければいけない、そう考えたまりさは先日、みょんに追い返されてたまりさを訪ねた。 そのころ人里ではホームステイ中のゆっくりにちょっとした問題が起きていた。 「おじさん!!そんなむずかしいはなしはいいからはやくごはんをちょうだいね!!」 「いや、それはうりものでおまえたちのごはんというわけじゃ…」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 ホームステイに参加しているゆっくり達のモラルの低下である。 一回目のホームステイはドスの側近、二回目は畑を作り、皆でゆっくりすることを夢見た勉強熱心なゆっくりだった。 しかし三回、四回と続き、参加するゆっくりの選定がドスの選択からゆっくり達の立候補になった頃、ホームステイに参加していなかったゆっくりは 群れに少数いたゲスか、ドスの話をまともに聞かない周りに流されるだけのゆっくり達だった。 彼らがホームステイに参加したゆっくりから聞いたことの中で記憶にとどめていたのは「にんげんのごちそうはおいしかった」だけだった、 その文の前後に「れいむががんばったごほうびにつくってくれた」とか「さいごのひにおいわいにたべさせてくれた」とかいう文はゆっくり特有の 「都合の悪いことは聞かなかったことにしてしまう癖」でしっかり頭に入っていなかった。 そんな連中が人間の家に招かれたらどうなるか、お家宣言と、ご飯を持ってきてねのダブルコンボである。 人間から苦情が増え、ドスや側近たちが頭を下げながらうるさいゆっくり達を群れに引きずって行った。彼らはホームステイの趣旨を全く理解してくれなかったのだ。 今までドスと自警団の抑止力による治安維持によって好き勝手ができなかったゲスにとって、ホームステイは彼らの目から逃れ、存分に暴れる格好の機会だった。 あまり周りの話を聞かないでとりあえず周りに流されているだけだった普通のゆっくりにとって、ホームステイはただのお引っ越しだった。彼らは自分の子供以上に畑について理解していなかった。 ゆっくりの体当たりでつぼが割られた家が現れ、7回目のホームステイが全員中止になったとき、里ではゆっくり達の立ち退きが決まった。 どうしてこんなことになったのだろう、と長は思った。 最初はドスの群れが来た時、厄介事が増えたとしか思わなかった、しかしドスと条約について話し合ってるうちにこのドスとはうまくやれそうな気がしていた。 ドスがホームステイをやりたいと言い出した時、最初は面食らったがゆっくりが自分でゆっくりできる努力をしようとしていることを知った時、少しだが、心を動かされた。 つい数週間前まで、このドスとは良き隣人であったと思っていた。努力はするけど努力の仕方がわからない、そんな隣人に努力の仕方を教える。 この長の心は先進国が隣国の発展途上国に支援してるような、そんな感じだったのかもしれない。 昨夜の里の会合では村人たちの殆どがゆっくりのモラル崩壊を嘆いていた。「最初のころはあんなにいい子たちだったのに」、と農家をやっていた老夫婦は嘆いていた。 「だから俺の言ったとうりだったじゃないか!!」と、青年はホームステイを実行した長を責めた。 「ドスが群れの中の問題児を見抜けなかったんだろうな」と分析していたゆっくり好きの青年もここまで被害が出ればやむを得ない、と書類にサインをした。 「すまないが、ゆっくりの群れまで行ってドスを呼んできてもらえないか?」 長は使用人に言った、おそらくこれがドスとの今生の別れになるだろう。 使用人がドスのところに来た時、ドスはこれで人里に行くのは最後になるなと直感した。 人間に物を教えてもらいに行ったのに、最近は人間に迷惑をかけてばかりだった、人間が起こらない理由はないだろう。 それでもドスは人間に感謝していた、普通の人間なら何の警告もなしに自分たちを皆殺しにするはずだ、それがこうやって使者を送ってきたということは最期まで約束を守ってくれるということだ。 「ゆっくりりかいしたよ…」 長から話を聞いたドスは何も反論せずに言った。 「でも、おささんにおねがいがあるよ、ひっこしはいっしゅうかんあればできるけど、むれのおやさいのしゅうかくがまだのこってるの、なんとかたべれるぐらいにそだつまで、じかんがほしいよ!!」 ドスが言うにはまだ群れには収穫前の野菜があり、それがちゃんと収穫できるようになるまで一週間かかるらしい、立ち退きの準備や収穫などで9日ぐらいかかるという。 「私が作ったルールを私が破るわけにはいかないから、一週間後に約束は効力を失わせるよ、でも、君たちが立ち退いてくれる姿勢を見せてくれている以上、 里の誰も君たちに危害を加えようとはしないはずだ。私からもむやみに群れに手は出さないように言っておくよ。」 「ありがとう、おささん、ありがとう…」 そういったドスまりさは里に向かって数歩はねた後、長の方を向いて言った 「いままでありがとう!!めいわくをかけてごめんなさい!!にんげんさんみんながずっとゆっくりできるといいね!!!」 最後にこういい残したドスはすぐに群れのある山に向かって駆け出して行った。 「君たちも、ゆっくりな…」 長はしばらくの間、ドスの背中を見送っていた。 「みんな、ひっこしのじゅんびだよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 ドスは群れに帰ってすぐ仲間のゆっくり達に自分たちが立ち退かなければならないことを伝えた。群れのゆっくり達の反応は様々だった。 予想はしていたのか、残念そうな顔をしながら巣に向かう側近や勉強熱心なゆっくりたち、何が何だかわからないがとりあえず引っ越しだということで家族を集めるゆっくり達、 そして、にやりと笑いながら群れから消えた一部のゆっくり、こいつらにはだれも気づかなかった。 一週間たって、ドス達は引っ越しの準備を終えた。引っ越しの間の食料には少し不安があったが、ホームステイでお世話になった里の人間が何回かお菓子を差し入れてくれた。 野菜も収穫にはまだ早かったが、種は回収できたためすぐに引っこ抜いてドスやまりさ種の帽子に入れた。引っ越しに時間をかけすぎて長に迷惑はかけられない。 「それじゃあみんな、ゆっくりならんでね!!いまからどすがみんないるかどうかかくにんするよ!!」 ゆっくりを種類毎に並ばせて数を確認していくドス、あれ、おかしいな、何匹か足りない… 何匹かで探しに行かせようか?そう思った時、木の蔭からいなくなっていたゆっくり達が出てきた、あのまりさや、群れの問題児たちだった。よかった、すこしびっくりしちゃったよ… しかし、そのゆっくり達、その先頭にいたあのまりさが言った言葉にドスはもっとびっくりすることになった。 「みんな!!ゆっくりできないあくのどすをたおすよ!!いまこそせいぎをつらぬくときだよ!!」 反乱?こんな引っ越しで忙しくなるというのに!!よく見るとまりさの後ろにはかなりの数のゆっくりが居る、きっと群れとは関係ないゆっくりも仲間に引き込んだんだ。 「ゆゆ!?ちょっとまってね!!ゆっくりしてね!!どすがきらいだというならりゆうをきかせてね!!」 「りゆう!?そんなのどすがわるいゆっくりだからにきまっているよ!!みんな、いまからまりさのはなしをきいてね!!」 なにがおこってるの?なんかあそこでまりさがしゃべってるよ!! ドスや側近たちはあくまで冷静だった。今までゆっくりの反乱がなかったわけではない、それもほとんどはドスの筋の通った話を聞き、納得した上で反乱の鎮静化に成功している。 今回だって、きっと話せば分かってもらえる、そう思い、まずはまりさの話を聞くことにした。 「みんなよくきいてね!!どすはゆっくりをいじめるにんげんとなかよくしているわるいゆっくりなんだよ!!」 「ちがうよ!!どすはつよいにんげんさんとなかよくすることでゆっくりをゆっくりさせてくれようとしたんだよ!!」 一匹のれいむに論破された。 「どすはにんげんのようにおやさいのできるばしょをあらかじめたちいりきんしにしてゆっくりたちのちゅうせいしんをためそうとしたんだよ!!」 「ちがうんだぜ、それはどすがおやさいのたねをうえるばしょをじぜんにかくほしてただけなんだぜ」 一匹のまりさに論破された。 「にんげんがやさいをそだててるなんてうそだよ!!まりさはぱちゅりーやありすとおなじことをしたのにやさいなんてはえてこなかったよ!!」 「ちにゃうよ!!ほうれんそーさんはちゃんちょちゃねをうぇてもはえてこにゃいこともありゅってありしゅいってちゃもん!!」 子供にまで反論された。 「そうなんだね、みんな…」 まりさが俯いた。やっと理解してくれたんだと、群れのゆっくりは安堵 「みんなどすにせんのーされたんだね!!かんぜんにせんのーされたゆっくりはゆっくりしんでね!!」 しなかった。 このまりさにとってはドスが悪であること、お野菜は勝手に生えてくるということはすでに決定事項だった、悲しいまでに強い信念といってもいい。 そんな奴と話し合いで解決なんてできるわけがないのだ。 群れの問題児、ゲスにとってはドスの言うことは理解はできてもそんなのどうでもよかった、むしろ自分で野菜を育てるなんてゆっくりしてない、 人間が育ててるんならそっから奪えばいいと思って言えるような連中だ。 群の外や、隣の山から参加したゆっくり達にとってはドスの話は全然意味不明だった。ただ、あのまりさが悪いドスをやっつけるから協力してほしいと聞いて参加しただけだ。 そもそもいきなり野菜の種がどうこう言って理解しろという方が酷だというものっだろう。 もう駄目だ、 話し合いで解決はできない。 そう判断したドスの行動は早かった。 「みんな、いそいでにげるよ!!」 けがや病気、ぱちゅりーなど素早く動けないものは帽子に入れた。 周りのゆっくりもドスに合わせて子供を口の中に入れる。 そしてドスと群れのゆっくりは一目散にその場から逃げだしてしまった。 もともとこの土地は捨てる予定だったのだ、むやみに戦って無駄な餡子を流す必要はない、ずっとこの場所に執着していたドスだったが、一度見切りをつけると行動は早かった。 「ゆっ!!あくのどすがにげるよ!!みんなついげきだよ!!」 「まつのよまりさ、まずはてにいれたこのゆっくりぷれいすをちゃんとせいりして、ゆっくりできるようにするのよ!そのあととかいはらしくすっきりするのよ!!」 「せんりょうせいさくだねー、わかるよー!!」 遂にまりさは悪のドスからゆっくりプレイスを取り戻すことに成功した。 まりさは群れの仲間とともにこれからのことを話し合う。 人間との条約?ゆっくりを虐める悪の人間と約束することなんてない。 人間のものを奪ってはいけない?人間の畑にあるものは人間が独り占めしたものだ、それを奪うことは正義が悪にはむかうこと、むしろ推奨されるべきことだ。 すっきり制限?するわけがない、子供がいるとゆっくりできる、ゆっくりは正義だ、すっきりも大いに推奨されるべきことだ。 「ふう、この日をどんなに待ちわびたことか…長は条約が無効になっても群れのゆっくりには手を出すなとは言ってたが…条約が無効になった以上、俺がゆっくりを何匹虐めても おれが罪に問われることはないもんな。」 まりさはとてもゆっくりしていた、逃がしてしまったとはいえ、念願だった悪のドスを追い出すことができたのだ。 これからは自分がこの群れを、正義の群れとして、ゆっくりできる群れにしていこう。 「おぉ、長の言う通りだな、まだ引っ越していないゆっくりが居やがる…だがもう条約なんて関係ねぇ!饅頭を潰すことにもう誰にも文句は言わせねえ!!ひゃあ!!虐待、虐殺、虐待だぁ!!」 まりさの理想が崩壊するまで、もう数十秒もなかった。 完 10月26日 1910 セイン このSSに感想を付ける
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ゆっくりホームステイしていってね!! 2の続きです。 ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 ドスまりさは第二回ホームステイに参加するゆっくりを選出するのと並行し、人間から教わった農業を実践に移すために群れの成層圏内の一部を 「とくべつのうこうくかく」と、「がくしゅうのうこうくかく」に分け、許可なき群れのゆっくりの立ち入りを禁止した。 特別農耕区画は実際に人間から貰ったほうれんそうというお野菜を育て、群れみんながゆっくりできるように皆の食料に充てる。育てるのは第一回のホームステイに参加したゆっくりとその家族たちだ。 学習農耕区画は群れのゆっくり、特に子供を相手に農耕について学ばせる区画だ、主に野菜がどうやって生えてくるのか、人間はなぜ野菜を独り占めしている(ように見える)のか、 そのような子ゆっくり達の疑問に本物の野菜と触れ合いさせながらありすやぱちゅりーが子供たちを教育する。 今までドスは冬に食糧不足になったとしても人間の里に食糧をもらいに行ったことはなかった。確かに群れの仲間は大事だが、人間に食糧を面でもらいに行った結果、 怒りを買ってしまえば越冬どころの騒ぎではなくなる。こちらから対価として渡せるものがない以上、安易に人間に物をねだるのは避けたかった。 そのことでドスはずいぶん非難されたこともある、ドスは心の中で群れのゆっくり達に謝りながら、人里に行き畑を襲ったゆっくり達をリンチにする命令を自警団に下していた。 だが、今では群れのゆっくり達でお野菜を作ることができる。そうなれば冬の食料事情が十分とは言えなくてもいくらか好転するはずだ。 そしてそうなれば人間の畑を襲うゆっくりもいなくなるはずだ…そしてその時こそ、自分が真にゆっくりできる時なんだろうとドスは思っていた。 ついにドスが本性を現し始めたな… あの正義感が悪い方向に行ったまりさはドスのお話を聞いて真っ先に思った。 ドスはナントカのうこうくかくなどというよくわからないものを作り、そこで人間から貰ってきたという野菜を育て始めた。 野菜は人間が頑張って育てたもの、だからゆっくりが勝手に手を出してはいけないと、ドスや側近から何度も聞かされていたが、そんなことはなから信じていなかった。 他のゆっくりなら少しは疑問に思っただろう、だがこのまりさは自分の正義を貫くことしか頭にない、つまりは盲目的すぎた。 ドスはああやって他の群れの仲間たちに嘘を教えている、そしてドスは人間同様に野菜を独り占めする方法を学び、自分に従わないゆっくりを差別し、排除するつもりなのだ… そうなってしまえばこの群れはゆっくりできないことになる、その前に何とか行動を起こさなければ… 群れでは二回目のホームステイに参加するゆっくり達が出発した。彼らは第一回ホームステイに参加したゆっくりから話を聞き、強い関心を抱いた好奇心の強いゆっくり達だった。 そして群れでは第一回ホームステイに参加したぱちゅりーとありすが子供たちに農耕を教え、他のゆっくりがせっせと雑草を食べ、近くの川から水を持ってきている。 「まりさ、あなたもこっちにきなさい、むれのなかまであるいじょうあなたものうこうをしるひつようがあるわ!」 教育係のありすが逃げようとした正義感の強いまりさを呼びとめた。 「い、いやだよ!!そんなゆっくりしてないじゅぎょうなんてうけたくないよ!!」 「むきゅ、まちなさい、ゆっくりがゆっくりできるようにべんきょうをすることはいいことなのよ」 「そうよ!!ちゃんとじゅぎょうをうけないとゆっくりできないわ!!それこそいなかものよ!」 「いやだよ!!どすのせんのうじゅぎょうなんてゆっくりできな…」 「なにいなかてきなわけのわからないこといってるの?いいからきなさい!!」 いくらなんでも二匹の成体ゆっくりに敵うわけがなく、まりさは他の子ゆっくり達の列に座らされてしまう。 「むきゅ、じゃあじゅぎょうをはじめるわ、まずみんなこのたねをいっこづつとっていってね」 「ぱちゅりー、これたべもの?」 「こんなにちいさいとゆっちゅりできにゃいよ!?」 「これはたべたらだめよ?みんないっこずつとったわね?じゃあいまからありすのいうことをゆっくりきいてしっかりりかいしてね!!」 ありすのいうことなんか誰が聞くものか。そんなまりさの耳にちょっと離れた所から争う声が聞こえた。 「な…でまりさたちは………はいっ…らいけないん…ぜ?あい……はあそこでく……たべてゆ……りして…ん…ぜ!!……さも…おくま……はんをた……いくよりあそこ……さをた…てゆっくりしたい………!!」 遠くてよく聞こえなかった、だが今のまりさにとても大事なことを言っているような気がする、まりさはアリスとぱちゅリーを完全に無視して向こうの特別農業区画の方に耳を傾けた。 人間…いや、ゆっくりというのは不思議なものだ、遠くて聞こえないような声でも注意すればはっきりと聞こえる。これならあのありすとぱちゅりーに洗脳される心配もない。 「どすのめいれいだちーんぽ!!いまあのゆっくりたちはざっそうというゆっくりできないくさをたべてるんだちーんぽ!!」 「だったらまりさもてつだうんだぜ!!はやくなかにいれるんだぜ!!」 「それはできないちんぽ、ほーむすていにさんかしたゆっくりいがいにはまだおやさいとざっそうのくべつがつかないかのうせいがあるちんぽ、まちがっておやさいをたべたらあぶないちんぽ」 もうすでにドスの野望は始まっている、草があるところをわざと立ち入り禁止にして、ホームステイに参加したドスの側近をそこでゆっくりさせる。 それに異を唱えたゆっくり、ドスの命令より目の前のゆっくりを優先するようなゆっくりはゆっくりできないと言いがかりをつけ、迫害する気なんだ!! 「みんな、ぱちゅりーのいうことがゆっくりりかいできたかしら?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ、みんなおりこうさんね、じゃあ、みんな自分のところにたねさんをいれてやさしくつちをかけてあげてね、それからあそこにあるおけからみずをもってきてゆっくりかけてね、むきゅ」 いけない、周りのみんなが動き出した、このままじゃ自分も迫害の対象になってしまう、なんとか周りに合わせないと…とりあえず、目の前にあった小さい粒は飲み込んだ。 あとは周りのゆっくりと同じことをすれば何とかやり過ごせるだろう。 数日たって、群れの子供たちは自分のホウレンソウも芽が出たとか、出ていないとかではしゃぎ、出ているゆっくりは他のゆっくりとどちらのホウレンソウが ゆっくりしているかを熱く語り合っていた。 やはり人間が野菜を育てたなんて嘘だったんだ。まりさはそう確信した…と言うより、根拠のない自信に無理やり根拠をつけた。 ドスは人間から得た知恵で事前に野菜が生えてくる場所を知り、そこを立ち入り禁止にしたんだ。自分も他のゆっくりもみんなおんなじことをしたのに、 生えてこなかったゆっくりが何匹もいるのがその証拠じゃないか、もしあんなことをやって野菜が生えてくるならゆっくり全員分の野菜が生えてこないといけないはずなのに!! 実際のところ、ほうれん草はいったん生えたら収穫までは短いが、種がちゃんと発芽する確率はあまり高くないという、それを考えればこの子ゆっくり農園は成功と言って もよかったし、 ドスやぱちゅりー、ありすもそのことは子ゆっくり達に伝えていたが、結局そんなこと聞いてなかったこのまりさを悪い意味で増長させることになった。 このままではいけない、悪いゆっくりがゆっくりすることだけは避けなければいけない、そう考えたまりさは先日、みょんに追い返されてたまりさを訪ねた。 そのころ人里ではホームステイ中のゆっくりにちょっとした問題が起きていた。 「おじさん!!そんなむずかしいはなしはいいからはやくごはんをちょうだいね!!」 「いや、それはうりものでおまえたちのごはんというわけじゃ…」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 ホームステイに参加しているゆっくり達のモラルの低下である。 一回目のホームステイはドスの側近、二回目は畑を作り、皆でゆっくりすることを夢見た勉強熱心なゆっくりだった。 しかし三回、四回と続き、参加するゆっくりの選定がドスの選択からゆっくり達の立候補になった頃、ホームステイに参加していなかったゆっくりは 群れに少数いたゲスか、ドスの話をまともに聞かない周りに流されるだけのゆっくり達だった。 彼らがホームステイに参加したゆっくりから聞いたことの中で記憶にとどめていたのは「にんげんのごちそうはおいしかった」だけだった、 その文の前後に「れいむががんばったごほうびにつくってくれた」とか「さいごのひにおいわいにたべさせてくれた」とかいう文はゆっくり特有の 「都合の悪いことは聞かなかったことにしてしまう癖」でしっかり頭に入っていなかった。 そんな連中が人間の家に招かれたらどうなるか、お家宣言と、ご飯を持ってきてねのダブルコンボである。 人間から苦情が増え、ドスや側近たちが頭を下げながらうるさいゆっくり達を群れに引きずって行った。彼らはホームステイの趣旨を全く理解してくれなかったのだ。 今までドスと自警団の抑止力による治安維持によって好き勝手ができなかったゲスにとって、ホームステイは彼らの目から逃れ、存分に暴れる格好の機会だった。 あまり周りの話を聞かないでとりあえず周りに流されているだけだった普通のゆっくりにとって、ホームステイはただのお引っ越しだった。彼らは自分の子供以上に畑について理解していなかった。 ゆっくりの体当たりでつぼが割られた家が現れ、7回目のホームステイが全員中止になったとき、里ではゆっくり達の立ち退きが決まった。 どうしてこんなことになったのだろう、と長は思った。 最初はドスの群れが来た時、厄介事が増えたとしか思わなかった、しかしドスと条約について話し合ってるうちにこのドスとはうまくやれそうな気がしていた。 ドスがホームステイをやりたいと言い出した時、最初は面食らったがゆっくりが自分でゆっくりできる努力をしようとしていることを知った時、少しだが、心を動かされた。 つい数週間前まで、このドスとは良き隣人であったと思っていた。努力はするけど努力の仕方がわからない、そんな隣人に努力の仕方を教える。 この長の心は先進国が隣国の発展途上国に支援してるような、そんな感じだったのかもしれない。 昨夜の里の会合では村人たちの殆どがゆっくりのモラル崩壊を嘆いていた。「最初のころはあんなにいい子たちだったのに」、と農家をやっていた老夫婦は嘆いていた。 「だから俺の言ったとうりだったじゃないか!!」と、青年はホームステイを実行した長を責めた。 「ドスが群れの中の問題児を見抜けなかったんだろうな」と分析していたゆっくり好きの青年もここまで被害が出ればやむを得ない、と書類にサインをした。 「すまないが、ゆっくりの群れまで行ってドスを呼んできてもらえないか?」 長は使用人に言った、おそらくこれがドスとの今生の別れになるだろう。 使用人がドスのところに来た時、ドスはこれで人里に行くのは最後になるなと直感した。 人間に物を教えてもらいに行ったのに、最近は人間に迷惑をかけてばかりだった、人間が起こらない理由はないだろう。 それでもドスは人間に感謝していた、普通の人間なら何の警告もなしに自分たちを皆殺しにするはずだ、それがこうやって使者を送ってきたということは最期まで約束を守ってくれるということだ。 「ゆっくりりかいしたよ…」 長から話を聞いたドスは何も反論せずに言った。 「でも、おささんにおねがいがあるよ、ひっこしはいっしゅうかんあればできるけど、むれのおやさいのしゅうかくがまだのこってるの、なんとかたべれるぐらいにそだつまで、じかんがほしいよ!!」 ドスが言うにはまだ群れには収穫前の野菜があり、それがちゃんと収穫できるようになるまで一週間かかるらしい、立ち退きの準備や収穫などで9日ぐらいかかるという。 「私が作ったルールを私が破るわけにはいかないから、一週間後に約束は効力を失わせるよ、でも、君たちが立ち退いてくれる姿勢を見せてくれている以上、 里の誰も君たちに危害を加えようとはしないはずだ。私からもむやみに群れに手は出さないように言っておくよ。」 「ありがとう、おささん、ありがとう…」 そういったドスまりさは里に向かって数歩はねた後、長の方を向いて言った 「いままでありがとう!!めいわくをかけてごめんなさい!!にんげんさんみんながずっとゆっくりできるといいね!!!」 最後にこういい残したドスはすぐに群れのある山に向かって駆け出して行った。 「君たちも、ゆっくりな…」 長はしばらくの間、ドスの背中を見送っていた。 「みんな、ひっこしのじゅんびだよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 ドスは群れに帰ってすぐ仲間のゆっくり達に自分たちが立ち退かなければならないことを伝えた。群れのゆっくり達の反応は様々だった。 予想はしていたのか、残念そうな顔をしながら巣に向かう側近や勉強熱心なゆっくりたち、何が何だかわからないがとりあえず引っ越しだということで家族を集めるゆっくり達、 そして、にやりと笑いながら群れから消えた一部のゆっくり、こいつらにはだれも気づかなかった。 一週間たって、ドス達は引っ越しの準備を終えた。引っ越しの間の食料には少し不安があったが、ホームステイでお世話になった里の人間が何回かお菓子を差し入れてくれた。 野菜も収穫にはまだ早かったが、種は回収できたためすぐに引っこ抜いてドスやまりさ種の帽子に入れた。引っ越しに時間をかけすぎて長に迷惑はかけられない。 「それじゃあみんな、ゆっくりならんでね!!いまからどすがみんないるかどうかかくにんするよ!!」 ゆっくりを種類毎に並ばせて数を確認していくドス、あれ、おかしいな、何匹か足りない… 何匹かで探しに行かせようか?そう思った時、木の蔭からいなくなっていたゆっくり達が出てきた、あのまりさや、群れの問題児たちだった。よかった、すこしびっくりしちゃったよ… しかし、そのゆっくり達、その先頭にいたあのまりさが言った言葉にドスはもっとびっくりすることになった。 「みんな!!ゆっくりできないあくのどすをたおすよ!!いまこそせいぎをつらぬくときだよ!!」 反乱?こんな引っ越しで忙しくなるというのに!!よく見るとまりさの後ろにはかなりの数のゆっくりが居る、きっと群れとは関係ないゆっくりも仲間に引き込んだんだ。 「ゆゆ!?ちょっとまってね!!ゆっくりしてね!!どすがきらいだというならりゆうをきかせてね!!」 「りゆう!?そんなのどすがわるいゆっくりだからにきまっているよ!!みんな、いまからまりさのはなしをきいてね!!」 なにがおこってるの?なんかあそこでまりさがしゃべってるよ!! ドスや側近たちはあくまで冷静だった。今までゆっくりの反乱がなかったわけではない、それもほとんどはドスの筋の通った話を聞き、納得した上で反乱の鎮静化に成功している。 今回だって、きっと話せば分かってもらえる、そう思い、まずはまりさの話を聞くことにした。 「みんなよくきいてね!!どすはゆっくりをいじめるにんげんとなかよくしているわるいゆっくりなんだよ!!」 「ちがうよ!!どすはつよいにんげんさんとなかよくすることでゆっくりをゆっくりさせてくれようとしたんだよ!!」 一匹のれいむに論破された。 「どすはにんげんのようにおやさいのできるばしょをあらかじめたちいりきんしにしてゆっくりたちのちゅうせいしんをためそうとしたんだよ!!」 「ちがうんだぜ、それはどすがおやさいのたねをうえるばしょをじぜんにかくほしてただけなんだぜ」 一匹のまりさに論破された。 「にんげんがやさいをそだててるなんてうそだよ!!まりさはぱちゅりーやありすとおなじことをしたのにやさいなんてはえてこなかったよ!!」 「ちにゃうよ!!ほうれんそーさんはちゃんちょちゃねをうぇてもはえてこにゃいこともありゅってありしゅいってちゃもん!!」 子供にまで反論された。 「そうなんだね、みんな…」 まりさが俯いた。やっと理解してくれたんだと、群れのゆっくりは安堵 「みんなどすにせんのーされたんだね!!かんぜんにせんのーされたゆっくりはゆっくりしんでね!!」 しなかった。 このまりさにとってはドスが悪であること、お野菜は勝手に生えてくるということはすでに決定事項だった、悲しいまでに強い信念といってもいい。 そんな奴と話し合いで解決なんてできるわけがないのだ。 群れの問題児、ゲスにとってはドスの言うことは理解はできてもそんなのどうでもよかった、むしろ自分で野菜を育てるなんてゆっくりしてない、 人間が育ててるんならそっから奪えばいいと思って言えるような連中だ。 群の外や、隣の山から参加したゆっくり達にとってはドスの話は全然意味不明だった。ただ、あのまりさが悪いドスをやっつけるから協力してほしいと聞いて参加しただけだ。 そもそもいきなり野菜の種がどうこう言って理解しろという方が酷だというものっだろう。 もう駄目だ、 話し合いで解決はできない。 そう判断したドスの行動は早かった。 「みんな、いそいでにげるよ!!」 けがや病気、ぱちゅりーなど素早く動けないものは帽子に入れた。 周りのゆっくりもドスに合わせて子供を口の中に入れる。 そしてドスと群れのゆっくりは一目散にその場から逃げだしてしまった。 もともとこの土地は捨てる予定だったのだ、むやみに戦って無駄な餡子を流す必要はない、ずっとこの場所に執着していたドスだったが、一度見切りをつけると行動は早かった。 「ゆっ!!あくのどすがにげるよ!!みんなついげきだよ!!」 「まつのよまりさ、まずはてにいれたこのゆっくりぷれいすをちゃんとせいりして、ゆっくりできるようにするのよ!そのあととかいはらしくすっきりするのよ!!」 「せんりょうせいさくだねー、わかるよー!!」 遂にまりさは悪のドスからゆっくりプレイスを取り戻すことに成功した。 まりさは群れの仲間とともにこれからのことを話し合う。 人間との条約?ゆっくりを虐める悪の人間と約束することなんてない。 人間のものを奪ってはいけない?人間の畑にあるものは人間が独り占めしたものだ、それを奪うことは正義が悪にはむかうこと、むしろ推奨されるべきことだ。 すっきり制限?するわけがない、子供がいるとゆっくりできる、ゆっくりは正義だ、すっきりも大いに推奨されるべきことだ。 「ふう、この日をどんなに待ちわびたことか…長は条約が無効になっても群れのゆっくりには手を出すなとは言ってたが…条約が無効になった以上、俺がゆっくりを何匹虐めても おれが罪に問われることはないもんな。」 まりさはとてもゆっくりしていた、逃がしてしまったとはいえ、念願だった悪のドスを追い出すことができたのだ。 これからは自分がこの群れを、正義の群れとして、ゆっくりできる群れにしていこう。 「おぉ、長の言う通りだな、まだ引っ越していないゆっくりが居やがる…だがもう条約なんて関係ねぇ!饅頭を潰すことにもう誰にも文句は言わせねえ!!ひゃあ!!虐待、虐殺、虐待だぁ!!」 まりさの理想が崩壊するまで、もう数十秒もなかった。 完 10月26日 1910 セイン このSSに感想を付ける
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--------- ★<フィジー共和国> ●【問合わせ先】:フィジー政府観光局・日本支局 川端 郁代 (Iki Kawabata, Ms.) Tel 03-3587-2561 Fax 03-3587-2563 Email iki@bulafiji-jp.com ●【制度の概要】:東日本大震災被災者救援の一つとして、被災した学生20名を、 フィジー諸島共和国政府国費による留学生として、上限1年間、フィジー諸島共和国に迎える旨の発表 http //www.bulafiji-jp.com/news/news.html ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】:学費、基本的な生活費、渡航費をフィジー諸島共和国政府が負担。 ●【受入先】:政府機関が認定した一般家庭でのホームステイ先の調整もフィジー諸島共和国政府で行う。 ●【受入件数】: ●【電話確認】: --------- ★<フィジー島 フィジー島> ●【問合わせ先】:西荻南3-8-7 無添加パン工房 リスドォル・ミツ 担当は廣瀬。 携帯番号:090-6158-7353 メール:mutenkap@mvg.biglobe.ne.jp ●【制度の概要】:被災地のお子様(16~20歳まで) フィジーへの国費留学 フィジー大使と仲のいいパン屋さん。タダで一年間 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】:リスドォル・ミツ 廣瀬さんに電話して下さい ●【対象地域・対象者】:被災地の子供16歳から20歳まで ●【費用負担】:無料 ●【受入先】:フィジー大使と仲のいいパン屋さん宅 ●【受入件数】: ●【電話確認】: --------- 携帯の方はここまでです。 上に戻る
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★<東京都 被災児童受入> ●【問合わせ先】:教育庁総務部総務課 電話 03-5320-6718 (被災した児童・生徒の受入れに関すること) 教育庁総務部教育政策課 電話 03-5320-6829 (公立小・中学校への児童・生徒の受入れに関すること) 教育庁地域教育支援部義務教育課 電話 03-5320-6752 (都立高等学校への生徒の受入れに関すること) 教育庁都立学校教育部高等学校教育課 電話 03-5320-6745 (都立特別支援学校への児童・生徒の受入れに関すること) 教育庁都立学校教育部特別支援教育課 電話 03-5320-6753http //www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/04/20l4e700.htm ●【制度の概要】: 【被災した児童・生徒の受入れ(衣・食・住及び就学支援)】 日夜勤で2交代、職員10名で対応 <平成23年4月13日現在> 受入実績 24人(福島県在住:小12人、中4人、高8人) 受入予約 2人(福島県在住) 平成23年4月14日以降入所予定 問合せ件数 302件 被災した生徒の都立高校、都立特別支援学校への転入学の受入れ(約2万人) ・都立高校(中等教育学校を含む。)170人、都立特別支援学校7人(4月12日現在) ・給付 ア 教科用図書及び授業で使用する補助教材 イ 体育着・柔道着・剣道着など実技・実習に要する用具 ウ 修学旅行、移動教室などの校外学習に参加するための費用 (参考)区市町村立小中学校への転入学の受入れ 小学校582人、中学校206人(4月12日現在) ●【募集開始日・期間】:3月19日から7月20日まで(予定) ●【お申込み方法】:電話 ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】: ●【受入先】:BumB東京スポーツ文化館(100)・高尾の森わくわくビレッジ(194)・立川ろう学校旧寄宿舎(40)・江戸川特別支援学校旧寄宿舎(40) ●【受入件数】:374名 ●【電話確認】: ★<東京都 東京私立中学高等学校協会> ●【問合わせ先】:東京私立中学高等学校協会 TEL 03-3263-0541http //www.tokyoshigaku.com/ ●【制度の概要】:授業料を含む学費免除を前提としており、ホームステイの斡旋をはじめ、受入の時期・期間・規模等々、関係機関との調整をしています。 受入体制の状況は日々変わっていくことからプロジェクトの専用サイトを設けました。 今後はリアルタイムで情報更新がされますので、ご覧ください。http //accept.tokyoshigaku.com/ ←「絞込み検索ができます」 例:ホームステイできる4件 例:家族も一緒に2件 など ●【募集開始日・期間】:http //accept.tokyoshigaku.com/ 絞込み検索で条件を指定して下さい。場所に寄って違います。 ※卒業まで学費免除のところもあります。 ●【お申込み方法】:電話:03-3263-0541 ●【対象地域・対象者】:東北地方太平洋沖地震により被災された方々 ●【費用負担】:学費免除のところもあります。詳細は直接ご相談下さい ●【受入先】:家族も受け入れてくれるところは教員住宅等 子供だけの場合はホームステイ ●【受入件数】:現在81校が登録 ●【電話確認】:学校の場所を地図で確認できるサイトなので分かりやすいです。 ★<東京都 東京都庁> ●【問合わせ先】:産業労働局観光部振興課 電話 03-5320-4768http //www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/04/20l4m400.htm ●【制度の概要】: 都内のホテル・旅館などに一時的に宿泊することも可能な受入。 清掃、生活関連品(例 歯ブラシ、石けん、シャンプー、タオル、オムツ等)の提供等については、各旅館等の対応可能範囲での提供になります。 ●【募集開始日・期間】:受付は4月より開始されています。当面6月30日(木曜)まで(入居期間に関しては、状況により延長される可能性があります) ●【お申込み方法】: 産業労働局観光部振興課 03-5320-4768 に電話 ●【対象地域・対象者】: ・東北地方太平洋沖地震により災害救助法が適用されることとなった市町村のうち、岩手県、宮城県及び福島県からの避難者 ・福島第一原子力発電所の周辺において、国から避難指示等が出された地域からの避難者 ●【費用負担】:受入期間における宿泊費・食費(3食)は無償です。 ●【受入先】:旅館・ホテルなど ●【受入件数】: ●【電話確認】:※補足※各旅館等は通常営業中であるため、駐車場の利用及びペットの同伴はできません。 ★<東京都 国立市> ●【問合わせ先】:総務部 防災課 防災・消防担当 電話:042-576-2111(内線 146,147) ファクス:042-576-0264http //www.city.kunitachi.tokyo.jp/4393/004542.html ●【制度の概要】: 【自主避難でも可】 国立市からは、 1.民間賃貸物件6ヶ月の家賃無料。 2.都立高校への編入許可。(通学圏内希望校選択可能) 3.制服(中古・クリーニング代)や体操着、教科書などの無償提供。 4.市リサイクル品無償提供。(家具、自転車等、配送も無料) 5.高校から授業料以外の費用(教材費・修学旅行費等)の一部援助を検討中との事。 6.保護者会からは、PTA会費の免除の話も頂いております。 7.町内会から避難者への募金を募ったからと3万円も頂きました。他にも福島避難者が数名居るようです。 ※実際に福島から避難された方から寄せられた情報です。 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】:電話で確認 ●【対象地域・対象者】:今回の地震で被災された方 ●【費用負担】: ・都営住宅~家賃不要、光熱水費は自己負担 ・民間住宅~賃貸物件6ヶ月の家賃無料 ●【受入先】:中地域防災センター(中2-10-7)や市内の民間アパート等 ●【受入件数】: ●【電話確認】: ★<東京都 練馬区> ●【問合わせ先】:練馬区被災者受け入れ相談 0120-984-964 ●【制度の概要】:平成22年3月で閉校した小学校跡施設2か所の教室に、東日本大震災の避難者を受け入れます 子供だけの避難をしている実例(50名ほど)もありますのでご相談下さい ●【募集開始日・期間】:募集中 ●【お申込み方法】:電話でご確認下さい ●【対象地域・対象者】:東日本大震災による避難者 ●【費用負担】:朝食・昼食・夕食を無料(自炊可) 入浴施設利用可。 駐車場○布団○洗濯機・レンジ、トースター、パソコン&プリンター等も有 ●【受入先】: 平成22年3月で閉校した小学校跡施設2か所の教室 畳を敷いてリフォーム済み ★<東京都 八丈島> ●【問合わせ先】: 八丈町総務課庶務係 TEL 04996-2-1121 内線 211somu@town.hachijo.tokyo.jphttp //www.town.hachijo.tokyo.jp/machi-kara-no-osirase/2011saigai/02.html ●【制度の概要】: 対象:【自主避難もOKです】震災被害に遭われた福島県の方。地域の限定はしません。罹災証明はあればご持参下さい。(手続きをスムーズにできます) ① 5月23日現在、5世帯(13名)の方々に町営住宅へ入居していただいております。 ② 就労希望等に応じて、町総務課庶務係にて相談を受け就労先をご紹介いたします。 ③ 身体的・精神的なケアを町健康課保健係(保健師)にて行います。 (3)宿泊施設での受け入れ体制(観光庁)について ※4月12日現在、八丈島内で137名(47部屋)分の受け入れが可能となっています。 情報提供いただく住宅について、清掃・改修費用や生活資材・光熱水費等の助成は予定しておりませんので、 基本的に入居者の自己負担となります。ご了承ください。 ●【電話確認】:7月4日電話確認済み ★<東京都 八王子> ●【問合わせ先】: 萠愛調理師専門学校 教育支援担当 園田・井上・鈴木 〒192-0154 東京都八王子市下恩方町352番 フリーダイヤル 0120-592-760 ●【制度の概要】: 萠愛調理師専門学校が教育の支援をさせていただきます 被災をされて学業および生活が困難な調理師を目指す学生(1~2年生)の受け入れを行っています。 本学では学生寮を完備しているため、学習面・生活面(食事)を全面的に支援します。 なお、学費や生活費等は個別の事情を考慮いたします。 携帯の方はここまでです 一覧に戻る
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--------- ★<島根県 島根県> ●【問合わせ先】:島根県地域振興部地域政策課 しまね暮らし推進室 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL 0852-22-6453 0852-22-6234 FAX 0852-22-6042 E-mail shimanegurashi@pref.shimane.lg.jp http //www.pref.shimane.lg.jp/shimanegurashi/hisaisyanoukeire/hisaisyanoukeire.html ●【制度の概要】:被災した児童生徒の島根県内の住居の確保について (1)保護者と一緒に転入して、公立学校に通う児童生徒 総合受付窓口を通した住居対応を検討(地域振興部担当) (2)保護者と同居せず、県立高等学校に通う生徒 高校の寄宿舎等の活用を検討 (3)保護者と同居せず、市町村立小中学校に通う児童生徒 ボランティアによるホームステイ(環境生活部担当) 児童養護施設・里親等(健康福祉部担当)等での対応を検討 ●【募集開始日・期間】:開始しています ●【お申込み方法】:電話にて詳細確認・申し込みをして下さい 島根県土木部建築住宅課 住宅管理グループ 電話 0852-22-5569 受付時間 8:30から18:00まで (平日のみ受付) ●【対象地域・対象者】:東日本大震災で被災された地域から島根県内の公立学校へ転入学を希望される方々 ●【費用負担】:生活支援金が1世帯あたり30万円交付されます。お子さんとともに避難して居住して下さい。 単身者は半額 ●【受入先】:島根県全域にわたる市町村http //www.pref.shimane.lg.jp/kenchikujuutaku/touhokutihoutaiheiyouokizishinnyuukyo.data/110506-zankosuu.pdf ●【受入件数】:避難者住宅戸数 全692戸 http //www.pref.shimane.lg.jp/kenchikujuutaku/touhokutihoutaiheiyouokizishinnyuukyo.data/110506-zankosuu.pdf 事業主体によって、家賃の有償無償の別、入居できる期間等が異なります ●【電話確認】: --------- 携帯の方はここまでです。 上に戻る
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★<鳥取県> ●【問合わせ先】: 鳥取県生活環境部くらしの安心局住宅政策課 所在地 鳥取市東町1丁目220番地 電話 0857-26-7411 ※就労支援もあり!http //www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=155680 ●【制度の概要】: 被災者のかたへの支援の一環として、県営住宅等の提供を行っています。 入居対象者は東北地方太平洋沖地震の被災者のかたです。 (住宅の全壊、半壊等により居住できなくなった方又は福島原子力発電所の事故に伴い避難措置、屋内退避を講じられた方も含みます。 ) 1世帯につき30万円(単身者15万円) ※ただし、親類宅や知人宅、ホームステイなどの場合は1世帯につき20万円(単身者の場合は10万円) ●【募集開始日・期間】: 原則として1年以内(更新については柔軟に対応します) ●【お申込み方法】: ■使用許可申請書(PDF 3.5KB) ■罹災証明書 ■誓約書(PDF 2.9KB) ※申込み時に罹災証明を提出できない場合は、誓約書及び運転免許証写しなど身元を確認できる書類を提出していただきます。http //www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=154822 ●【対象地域・対象者】: 東北地方太平洋沖地震の被災者の方 (住宅の全壊、半壊等により居住できなくなった方又は福島原子力発電所の事故に伴い避難措置、屋内退避を講じられた方を含みます) ●【費用負担】: ■家賃は全額免除 ■敷金・連帯保証人は不要 ■光熱水費・共益費等は自己負担となります ■入居する住戸には、生活用具(風呂、ガスコンロ、照明設備、寝具等)を準備します ■本県への入居のため、集団で被災地から移動される場合の支援も検討します ●【受入先】: 県営住宅、公的賃貸住宅http //www.pref.tottori.lg.jp/secure/560204/koueijyutakukosuu0325.pdf ●【受入件数】: 県営住宅100戸、公的賃貸住宅137戸 ●【電話確認】: 6月8日更新 携帯の方はここまでです。 一覧に戻る